
原題:COCOON
('85・米 118mins.)
出演:ドン・アメチー/ウィルフォード・ブリムリー
ジェシカ・タンディ
監督:ロン・ハワード
好きなSFの中でも、ホッとできるのがこの映画。 フロリダのある老人ホーム。 中でも快活な仲良しおじいちゃん、ベン、ジョー、アートの3人は、隣の空き家の室内プールへ忍び込み、こっそり泳ぎを楽しんでいた。
ある日、その家を借りに来た者たちは、海底から引き上げた謎の物体をプールに。 彼らは、アトランティス大陸沈没と共に残された仲間を連れ戻すために地球にやって来たエイリアンだった・・・。
主人公のおじいちゃん、おばあちゃん達はストーリー上、プ-ルに入る事でどんどん元気になっていくのだけれど、実際プールでおじいちゃん達が(台は低いけど)ダイブする姿はすご~い。 大丈夫かしらと、ついドキドキ。 ダンスパーティーで、おしゃれに決めてステップ踏む姿もなかなか。 若さとは、気持ちまで変えていくのだと思う中、ホームの老人達が、若さと元気を取り戻そうとプールへ殺到するシーンは、狂気的にも見え、若さへの執着の凄さを感じられ、複雑な気持ちになる。
ベン達はエイリアンに未知の宇宙、不老不死の世界へ一緒に行くかと誘われ、それを可愛がる孫に話すシーンは、よく言う天国もしくは、日本の極楽浄土を思わせるのよね。 出演陣はほとんど老人だけれど、みんな個性的で、ベン役のウィルフォード・ブリムリーは、ちょっと頑固そうだけれど素敵なおじいちゃん。
アート役のドン・アメチーは、この年のアカデミー賞助演男優賞を受賞。 アルマ役のジェシカ・タンディも綺麗で上品なおばあちゃん。
UFOもエイリアンも出てくるSFファンタジーにのせて、いつかは訪れる老いや死への不安、家族や友達と別れる哀しさが伝わってくる。
担当:おーちゃん
